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"マニファクチャーデザイン"

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合理的設計
マニファクチャーデザインとは合理的設計です、カスタムバイクなどに通常見られるメンテナンス性の悪さや、強度の欠落による破損などを払拭する考え方をマニファクチャーデザインとしています。   例えば、ボルト・ナットで装着される部品、ナットを保持するのに無理に指先をねじ込まないとアプローチ出来ない、これをナット側を車両に溶接してあげるだけでカスタマーは外側からボルトだけを緩めれば良いのです。 
部品の2階層化
他の例として、メーカー出荷のバイクはある程度直感的に分解が出来る様になっています、これは、外側先端部(シートまたはフロントカウル)から順に分解する事によって内部にアクセス出来る設計としています、つまり、車両を作製者でなくてもカスタマーが直感的に分解が出来る様に、我々制作者が触る重要な構造部分と、カスタマーが触る表面的で簡単な構造部分、2つの階層によって部品を作製していきます。
違和感の無いデザイン
マニファクチャーデザインの概念は構造設計だけでは有りません、そこに最初から存在したかの様な部品デザインとし、部品だけでは無く車両全体のデザインとして落とし込む事によってオリジナルデザインで有りながら街に溶け込みさりげない存在感を放つ、これもマニファクチャーデザインによる構造を取り入れ、製作した時の特徴です。
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